「甕仕込み、3年貯蔵」まろやかで後味が香ばしい、どこかなつかしい焼酎
昔は多くの蔵で使われていた「錫蛇管」。しかし錫は柔らかな素材のため、取り扱いが難しく今ではほとんどの蔵でステンレス製が使われています。
神酒造さんでは、創業明治5年よりずっと錫の蛇管にこだわり使い続けています。錫蛇管で蒸留した焼酎はまろやかで、後味が香ばしいどこかなつかしい焼酎に仕上がります。
黒麹で仕込んだ原酒は3年間貯蔵され、より一層の奥深い味わいとなっています。
錫神《芋焼酎》
- 1800ml
- ¥2,640(税込)
- (税抜:¥2,400)
- 在庫:
1 本
「錫神」の商品規格
- 蔵元
- 神酒造株式会社
- 生産地
- 鹿児島県出水市高尾野町大久保239
- 原料
- さつまいも(黄金千貫)・米麹
- 麹
- 黒麹
- 度数
- 25度
飲んかたで使える豆知識
- 蛇管とは、冷却するための蒸留機の一部であり、単式蒸留機で熱せられたもろみの蒸気は、冷却水の中に沈められた蛇のような渦巻状の管の中を通って冷却され、液体となって焼酎が出来上がります。
- 錫は鹿児島市郊外の山中で1655年に錫鉱脈が発見されて以来、薩摩藩の大きな財源になるなど賑わい、「薩摩錫器」などの錫工芸品も誕生し、加工技術も古くから受け継がれてきました。そのため、以前は焼酎の蒸留機の管にも錫がよく使われてきました。しかし、近年になって錫の需要も減少し、柔らかく扱いづらいこともあって時代の流れとともに錫蛇管はほとんど姿を消し、現在ではステンレス製が主流となっています。
- 錫には不純物を吸収する性質や水を浄化する作用があり、また金に次いでイオン効果が大きく、酒質をまろやかにすると言われています。